【タイミング別】3〜5歳におすすめの絵本10選|親子の時間がもっと豊かになる読み聞かせガイド

絵本って、どのタイミングで読んでいますか?
実は、読む“時間帯”や“気分”に合わせて絵本を選ぶと、効果がグッとアップします。

この記事では、1日の流れに合わせた「おすすめの読み聞かせタイミング」と、そのシーンにぴったりな絵本10冊をご紹介します!

私は普段、教育学生として日々勉強中です!実際に子どもたちに読み聞かせをしたことのある本を紹介するので、子どもたちのリアルな反応も紹介します!

① 朝のスタートにぴったりの絵本

●『ノンタン おはよう』/キヨノサチコ

1日の始まりに、元気をくれる1冊。

リズミカルなことばと明るい色使いで、「おはよう!」が楽しくなる絵本。
ノンタンが友達に順番に「おはよう」と声をかけていくシンプルなストーリーなので、子どもが自然にあいさつを覚えるきっかけにもなります。

「朝は機嫌が悪くて支度が進まない…」という子にも効果的。読み終える頃には、少し笑顔になっているはずです。

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●『おべんとうバス』/真珠まりこ

朝の“準備する楽しさ”が感じられる絵本。

「ハンバーグくん!」「はーい!」という呼びかけと返事がくり返される参加型の絵本。
具材たちが次々にお弁当バスに乗ってくる様子は、朝の支度や登園前の準備を楽しくイメージさせてくれます。

名前を呼ばれて「はーい!」と元気に返事をする流れは、自己肯定感も育ててくれます。

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② 遊びの後のクールダウンに

●『バムとケロのにちようび』/島田ゆか

“じっくり観察”したくなる、ユーモアあふれる絵本。

お掃除して、ドーナツ作って、読書して…という何気ない日曜の1日が、バムとケロの手にかかるとユニークでにぎやかな物語に。
隅々まで描き込まれたイラストには、隠れキャラや小ネタが満載。集中力が途切れやすい遊びのあとでも、自然と静かにページをめくりたくなります。

親子で一緒に「こんなところにカエルが!」なんて発見し合うのも楽しいですよ。

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●『100かいだてのいえ』/いわいとしお

数と空間の感覚が楽しく身につく冒険型絵本。

縦に長く開くという斬新な構成。10階ごとに違う動物たちが住んでいて、上へ上へと登っていきます。
ページをめくるたびにワクワクが増し、「次は誰の部屋かな?」と子どもの好奇心と観察力を刺激します。

数字に興味を持ち始めた子にもぴったりで、「一緒に数えよう!」と声をかけると、自然と数の感覚も育ちます。

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③ 昼〜午後のリラックスタイムに

●『ぐりとぐら』/中川李枝子・大村百合子

協力する楽しさと、食への興味を引き出す定番絵本。

森で見つけた大きなたまごでカステラを作るぐりとぐらのお話。
絵を見ているだけで「おいしそう!」と声が出るほど。読み終わった後には「カステラ作ってみたい!」という展開にもなりやすく、親子の会話も広がる1冊です。

料理好きな子、食べることが好きな子には特におすすめ。ごっこ遊びとの相性も◎。

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●『しろくまちゃんのほっとけーき』/わかやまけん

“擬音語”で料理の楽しさが伝わる1冊。

「ぽたあん」「ぷつぷつ」「ぺたん」など、擬音が豊かで子どもの耳に心地よく響きます。
ホットケーキがだんだん焼けていく工程が描かれていて、生活習慣や手順を学ぶのにもぴったり。

午後のゆったりした時間に読むと、「お手伝いしたい!」「一緒に作ろうよ!」という気持ちも生まれやすいです。

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④ 寝かしつけ・おやすみ前に

●『おつきさまこんばんは』/林明子

穏やかな夜の気配と安心感が広がる絵本。

空に浮かぶおつきさまが、「こんばんは」とやさしく語りかけてくれるシンプルなストーリー。
夜がちょっと怖いという子どもでも、「おつきさまって、見ててくれてるんだな」と安心できます。

**就寝前の絵本として定番中の定番。**1日の終わりにぴったりの静けさと温かさがあります。

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●『ねないこだれだ』/せなけいこ

「夜は寝る時間だよ」を楽しく伝える1冊。

夜中まで遊んでいると…おばけに連れて行かれちゃう!という少しシュールなお話。
独特の貼り絵のイラストと、ちょっと怖いけどクセになる世界観が子どもの記憶に残ります。

ただ怖がらせるだけでなく、「寝ないとどうなるの?」をユーモアで伝えてくれるので、寝かしつけが難しい子に◎。

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⑤ 子どもが「読んで!」と言ったときに何度でも読みたい絵本

●『はらぺこあおむし』/エリック・カール

成長と変化をテーマに、何度でも読みたくなる絵本。

月曜日から日曜日まで、あおむしがどんどん成長していき、やがて美しい蝶になる。
曜日・数・食べ物・成長など、学びの要素がギュッと詰まっていて、親も一緒に楽しめます。

子どもが繰り返し読みたがる理由は、視覚的な楽しさとストーリーの安心感。親の声で読むと、あおむしの旅がもっと特別なものに。

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■ 無理に「読まなきゃ」と思わなくても大丈夫

一番大切なのは「親も楽しんでいること」。
読み聞かせが義務になると、子どもも敏感に感じとってしまいます。

5分だけでもいいので、親子で一緒に絵本の世界を楽しむ時間を持つことが、一番の知育であり、愛情表現になります。


【まとめ】絵本は「その時の気持ち」に寄り添って選ぼう

3〜5歳は、感情の起伏も多く、生活リズムも揺れやすい時期
そんな時、タイミングに合った絵本を選ぶことで、安心感・リズム・心の成長をサポートできます。

毎日の中にほんの5分、絵本の時間を取り入れてみてください。
それだけで、子どもの世界はぐんと広がっていきますよ。